飼育環境

デグーが臭い?原因は掃除不足です-匂いの要因と清潔に保つ方法-

こんにちはTSUBAKIです。

先日、新しく牧草を購入したのですが、まだ置き場の片付けが済んでいないので、部屋に段ボールのまま放置されています。

年末には大掃除を兼ねて片付けしないとですね…。

デグー自身の身体の匂いはほとんどしない

皆さんはデグーの身体の匂いを嗅いだことはありますか?
まだ身体の匂いを嗅いだことがないのであれば、一度嗅いで見てください。

不快な匂いがしましたか?

私が持っているデグーの匂いは、牧草と床材の匂いです。
牧草と床材の匂いが不快だと感じたのであれば、厳しい話かもしれませんがデグー飼育には向いていないと言えるでしょう。

アンモニア臭を含んだ不快な匂いがすると感じた方は、デグーの身体が汚れている可能性が高いです。

デグーは草食性の強い動物であるため、身体から発生する匂いはほとんどありません。

それにデグーの体重は成体であっても、体重は150~300g程度です。
その身体のサイズから発生する匂いで、部屋全体が臭くなると思うでしょうか。
私からすればデグーよりヒトの方が、よっぽど臭いを発生していると思いますよ。

すると部屋の臭いが気になるのであれば、デグー自身の身体から発生する匂いではなく別の要因があります。

デグー飼育における匂いの種類

前項でデグー自身の身体から発生している匂いはほとんど無いと書きました。
そうなれば、デグー飼育における匂いというのは、どこから発生しているのでしょうか。

牧草の匂い

私が一番に感じる匂いといえば、牧草の匂いです。

デグーの主食は牧草

この牧草というのは一般的にチモシーの匂いになるでしょうか。
オーツヘイは少し違った匂いがしますが…。
一般的に草が乾燥した匂いにまとめることができるでしょう。

基本的に牧草は食べ放題なので、牧草は毎日ケージ内に補充する必要があります。

常に新しい状態の牧草を補充する形になるので、匂いの比率としては一番高い要素となるでしょう。

床材の匂い

次に匂いの要素として高くなるのが床材です。

床材に関しては使っている素材によって、匂いの発生具合が大きく変わります。

床材の種類は様々です。

金網
樹脂や木材のスノコ
新聞紙などのペーパー
ペットシーツ
布製品
広葉樹や針葉樹のマット
木質ペレット

金網・ペーパー・布製品は素材自体から発生する匂いはありません。
この素材を使っているのであれば、床材から出ている匂いに関しては気にする必要がありませんね。

我が家であれば木質ペレットを床材として使用しています。
そのため、乾燥した木材の匂いがあります。

我が家ではケージの床面積が広いため、一回当たりの木質ペレットの使用量は多くなっています。

ただ木質ペレットは乾燥度が高いため、使っている量の割には匂いが少ない印象があります。

ヒトの鼻は不快な匂いと感じなければシャットアウトできる

私に関してはデグー飼育が長いこともあり、普段の牧草や床材の匂いは感じることがありません。

デグーを飼い始めたときは、部屋の中が牧草の匂いが充満しているなと感じたことはあります。
しかし、不快な匂いだと思っていなければ、ヒトの鼻はその匂いをシャットアウトして感じないようにします。

それは、ヒトがより重要な匂いを感じ取るために、感じ取る匂いの要素を絞り込むためだと言われています。

ヒトの嗅覚は、他の動物に比べて非常に劣っている

そのため、前項に戻ってしまいますが、デグーが臭いと感じるのであれば、実際にデグーは非常に臭い状態の中で生活していることになるんですよ。

デグーからの発生する臭いと感じる不快な匂い

デグーの身体、牧草・床材から発生する匂いは不快ではありません。
では、どの匂いが不快と感じるのでしょうか。

デグーの尿が匂う

デグーから発生する不快な匂いとして、一番大きな要素を占めているのが尿です。

尿というものは、血液を腎臓でろ過して作られます。
そのため、尿には血液中に含まれる不純物が含まれることになっています。

その成分がバクテリアが持つ酵素によって分解され、アンモニアと二酸化炭素が発生します。
発生したアンモニアが尿特有のアンモニア臭となります。

排出直後に尿は臭わない

ここで気を付けないといけないのが、尿が排出された時点ではほとんど匂いが発生しないということです。
あくまで、排出された尿が時間を経過するに従い、バクテリアに分解されることによって匂いが発生します。

デグーの尿は排出直後は薄い色をしていますが、時間が経って乾燥していくにつれて茶色がかってきます。
茶色くなってきた状態が、分解が進んで匂いが発生している状態となっています。

糞は匂わない

デグーは草食性に近い動物です。
特に飼育下におけるデグーにおいては、完全草食性であると言えるでしょう。

そうなると食べているのは、ほぼ牧草とペレットだけです。
排出される糞の内訳も、牧草の繊維質がほとんどです。

気になるのであれば、排出されたデグーの糞を半分に割ってみてると良いでしょう。
細かく噛み砕かれた牧草の繊維質しか見ることができません。

糞から発生する匂いは、適切な食事を与えていれば問題になることはない

デグー飼育で臭いと感じる要因

前項でデグーの匂いの要因は尿であると書きました。
それであれば、尿の対策をすれば不快な匂いがなくなるのですが、デグーは様々な場所で尿をします。

そのため、飼育下における各設備について、それぞれの要因を細分化していきましょう。

ケージが汚れている

この項目で指すケージとはケージ本体のことです。
ケージのパーツは主に側面部分のメッシュと、底面のトレイで構成されています。

アクリル製のケージであれば、底面もアクリルで構成されている場合があります。
アクリル製であれば、汚れが目に見えやすくなりますよね。
汚れていれば拭けば綺麗になります。

対してメッシュタイプのケージであれば、汚れ具合は意外と分かりにくくなるのが難点です。
意外とメッシュ部分に尿の飛び散りやホコリが溜まりやすくなっています。

それが匂いの原因となるでしょう。

ステージが汚れている

ケージ内の設備として一番汚れやすくなっているのがステージです。

デグー飼育において無くてはならない設備です。
ケージ内にステージを設置していないという方は少数派でしょう。

そのステージは、デグーの足場や休憩場所にもなり、デグーが利用することが多い設備です。
利用することが多くなるということは、それだけ汚れやすくなっています。

ステージは一般的に木製です。

ステージで排尿すると汚れが染み込みやすく匂いの原因となる

使っているうちに徐々に汚れは取れなくなり茶色く変色してきます。

布製品が汚れている

デグーのケージ内に布製品を用いている場合は、そこも汚れやすくなっています。
布製品を用いる場所として多いのが寝床としてでしょう。

デグーは寝床ではあまり排尿することは少ない傾向にあります。
しかし、寝床であれば一日のうちに使用している時間が長い設備となります。

これもステージと同様に使っているうちに汚れていきます。

砂浴び用の砂が汚れている

デグーは砂浴びをすることで身体の汚れを落とし清潔に保ちます。

砂の汚れは、砂浴びさせる頻度や常設しているかどうかによって汚れ具合が変わってきます。

砂の上で排尿を行っていなければ、目には汚れが見えにくくなっています。
しかし、匂いを嗅いでみると、新しい状態の砂と匂いの違いが分かることでしょう。

砂も使っていくうちに汚れていきます。
デグーが汚れた砂で砂浴びをすると、身体の汚れが落ちるどころか、逆に汚れてしまう可能性だってありますよ。

定期的に砂を交換することによって砂が汚れ過ぎないようにしていきましょう。

ケージ周辺が汚れている

飼育しているケージが汚れるのは当たり前です。

でも、ケージ周辺も汚れていることには目が行きにくくなっています。

ケージを壁際に設置しているのであれば、壁に尿の飛散やホコリが付着します。
床も同様となっています。

デグーの排尿はその場に留まって行うことが多いのですが、意外と飛び散りが発生します。

多頭飼いであれば、食事時や普段のちょっとした争い時に尿の飛び散りが起こります。
ケンカする時に一緒に尿も飛ばすことが多いんですよね。

尿が壁に付着すると茶色くシミになります。

部屋全体が汚れている

上から順に徐々に汚れの範囲を広げていってますが、最後は部屋全体の話です。

部屋全体での汚れでいえば、尿の飛び散りは少なくなります。

ここではホコリが主な汚れとなるでしょう。
デグーを飼育していると分かるのですが、ホコリが結構出ます。

そのホコリの内訳は、主に牧草・床材・砂に加えてデグーの抜け毛となっています。

床材・砂・抜け毛は細かいホコリで広範囲に広がる

床のホコリであれば、掃除機やフロアモップで掃除すれば除去することが可能です。

床以外に実は汚れているのがカーテンです。
カーテンの生地の隙間にホコリが入り込み、それが継続的に匂いを発生させる要因となることがあります。
その他にもカーテンレールの上にもホコリが溜まりやすいので注意深く調べてみてください。

エアコンが汚れている

デグーは温度管理が必要となる動物です。

その温度管理に用いられるものとしてエアコンがあります。
我が家では夏と冬はエアコンが24時間稼働しています。

エアコンは室内の空気を「吸って・吐く」循環運転をしています。

デグーがいる部屋では、ホコリも多くなっている分、通常使用に比べて汚れやすくなっているでしょう。

吸い込んだホコリがエアコン内部に侵入し、それがカビが起きやすい原因になっているように思えます。

エアコン掃除はプロに任せる

一般の方が使用できるエアコン掃除スプレーなどもありますが、スプレーは飛散が怖いので使用は止めてください。
エアコン内部の汚れを取るのは難しいので、一時しのぎにしかなりません。

エアコンの掃除はプロに任せましょう。

春や秋のオフシーズンであれば、エアコンを止めることができます。
またオフシーズンであれば、エアコン掃除業者も割引を行っていることがあります。

我が家では2年前にエアコンクリーニングを利用しています。
しかし、もうエアコンにはカビのようなものが見えてきていたり…。
来年2020年の春には、またエアコン掃除を頼まないといけないですね。


匂いが臭いと感じるのであれば掃除する

前項までにデグーの匂いの要因と、汚れやすい場所について解説しました。

匂いが臭いと感じるのであれば、掃除をしてください。

デグーは身体の匂いがほとんど無い動物です。

匂いの原因は外部にあるのですから、飼育環境を清潔にすれば改善させることができます。

匂いが臭いと感じるのはデグーが悪いのではなく、飼い主が管理を怠った結果

ステージの水洗いは必要ない

よくインターネットなどで、「ステージは取り外して水洗いする」といったことが書かれていますよね。

我が家では今まで一度も水洗いをしたことはありません。

ステージも洗ったことがありませんし、ケージも洗ったことはありません。
今のケージは大きすぎて物理的に水洗いは不可能ですが…。

それに、普段からこまめに汚れを除去していれば、それほど汚れることはありません。
また、一週間ごとに行うケージ掃除で、集中的に拭き上げることで十分に清潔に保てると考えています。

インターネットやSNSで世間一般のケージ内の画像を閲覧することがありますが、たいてい茶色く汚れたステージやケージの汚れに目に付きます。
私は特にデグー本人よりも周りの環境に目が行くため、余計に気になってしまいます。
ちょっとの気遣いで拭き掃除をすれば良いだけなのに、どれだけ掃除していないのかなと思ってしまいます。

前のケージから使用しているので7~9年は使っているステージ
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掃除を綺麗にしてもデグーの匂いは無くなりません

これもまたインターネットで見たことがあるのですが、「綺麗にし過ぎるとデグーの匂いがなくなって、デグーが不安になる」といったことが書かれています。

極端な話、毎日新品のケージに引っ越しているのであれば、匂いが無くなり不安になるでしょう。

しかし、実際にはそんな事はありません。

住み慣れたケージで同じ備品を使っていれば、デグー達は安心して暮らすことができます。

 

デグーの嗅覚はヒトより優れている

デグーは犬やラットのように、ものすごく嗅覚が優れている動物ではありません。

しかし、ヒトと比べてはるかに優れた嗅覚をもっている

我が家のデグーであれば、上下のケージで砂浴び用の砂を共有しているのですが、そこでも嗅覚が優れているところを見ることができます。
下段ケージに住んでいるオスデグーのカイはいつも砂浴びする際に容器の縁の匂いを嗅ぎます。
なんで縁の匂いを嗅ぐのかというと、上段ケージのメスデグー達が縁に足をかけて容器にはいるからです。
カイは縁に付いてメスデグー達の匂いを確認して興味を持っているようです。

ヒトが同じことをしても匂いを判別することはできません。
デグーはヒトより十分に優れた嗅覚を持っていると証明することができますよね。

そのため、いくらヒトがまめに拭き掃除したり床材や牧草を交換しても、デグーが感じることができる匂いがなくなることはありません。

デグー飼育に脱臭機は必要ない

室内の様々な匂いに対して脱臭機が利用されることがあります。

しかし、私はデグーのみならずペットに対して脱臭機を使うのは間違っていると考えています。

脱臭機というのは、発生した匂いに対して匂いを無効化して脱臭する機会です。

脱臭機は匂いの発生源を除去する機械ではありません。

デグー飼育に当てはめるとすれば、脱臭機を使えば汚れたケージやステージが綺麗になるなんてことはありません。
汚れた箇所からは常に匂いが放出されています。

その発生個所の近くにいるデグー達のことを考えてあげてください。

脱臭機なんて用いずに掃除をして環境を清潔に保っていれば、匂いなんて気になりませんよ。

デグー飼育における臭い匂いについてまとめ

今回の記事では、デグー飼育におけるに臭い匂いについて書いてきました。

私自身デグーの飼育環境には試行錯誤を加えています。

現在のケージの環境は、私がデグーとともに暮らしてきた15年の集大成といっても良いでしょう。

その中でインターネットやSNSで見かけてきたデグーの飼育環境について「モヤモヤと」思うところがありましたので、今回のような記事になっています。

多少厳しめのことを書いている箇所もありますが、命を預かるということにはそれだけの責任が発生します。

昨今のペット事情は様々な要因で環境が変化してきています。
飼い方も千差万別で個性も出てきています。

でも、どのような飼い方であっても飼育環境の清潔さというのは共通であると考えています。