飼育環境

デグーに使うおすすめの床材6種類を飼育歴15年の私が比較しました

我が家では今までのデグー飼育で、いくつか床材を試したことがあります。

2020年でデグー飼育歴が15年になりました。
デグーを飼い始めた当初というのは、情報がほとんどありませんでした。

 

デグーの床材で重視していること

私がデグー飼育での床材で重視していることは、主に3点あります。

・清潔さ(汚れにくい・消臭効果・掃除しやすい)
・安全性(クッション性・怪我のしにくさ)
・コスト(継続的な費用対効果)

その前提条件を踏まえたうえで、私なりに各床材の比較をしていきたいと思います。

清潔さ

デグーはトイレを覚えることが少ないため、所構わず排尿をします。
清潔さでは、尿対策が一番大切なことだと思っています。

デグー飼育における匂いの問題というのは尿対策が重要となりますので、床材の清潔さは重要なポイントと感じています。

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安全性

床材の安全性はデグーを守るためにも気を付けたい項目です。

デグーはケージ内での生活が大半を占めます。

散歩させている方でも、一日放し飼いしているような方は少ないんじゃないでしょうか。

我が家のように散歩させないパターンもありますし、どちらにしても重要な項目となります。

そのため、床材の安全性というのは、怪我をしにくい素材を選ぶことが大切です。

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コスト

デグー飼育の消耗品において、コストがかかるポイントはいくつかあります。

  • ペレット
  • 牧草
  • 床材
  • かじり木
  • 掃除用品(バイオチャレンジ)

我が家のデグー達は木を齧らないので、かじり木の購入はありません。

ペレット・牧草・床材は、定期的に購入する飼育用品です。
結構お金がかかる部分になるので、清潔さ・安全性はもちろんですが、コストも気にしたいところですよね。

1.ケージ付属のメッシュフロアやトレイのみ

  • 清潔さ:★
  • 安全性:★
  • コスト:★★★★★

床材としては「何も敷かない」一番シンプルな形となっています。

この方法で飼育している方は、少ないと思います。
床材の比較対象として候補に加えました。

メッシュフロアのみでは、網目にデグーの足がはまったり、引っ掛ける可能性が高くなります。
実際に「網目にはまってデグーの足が折れた」という話も聞いたことがあります。

トレイのみではその心配はなくなりますが、尿がそのままになるため清潔さが維持できません。
また吸水性がありませんので、乾きにくくなります。
乾いたとしても茶色くべとついた状態で残るので、それを踏んで足が汚れてしまいます。

2.メッシュステージ+樹脂フロアマット

  • 清潔さ:★
  • 安全性:★★
  • コスト:★★★★

1番の両方を混合したような形かな。

メッシュステージ+穴の開いた樹脂フロアマットを重ねることで、穴が細かくなり足がはまりにくくなります。

清潔さとしては、尿が直接触れる状態なので、良い状態だとは感じません。

安全性に関しては、この方法でも足がはまったという話はよく聞きます。
デグー飼育者にとって、足のケガに敏感になります。
ケガの危険性があるのは注意が必要で、極力排除していきたいと感じています。

もともと樹脂フロアマットは、ウサギやモルモットを対象として設計されています。
ウサギやモルモットでは、足がハマらず糞は落ちるというサイズ感です。

そのため、デグーでは穴が大きすぎるということになります。

デグーに限らず動物は、足の怪我は今後の一生を左右する事態になります。

その危険性を含んだものを使用するのは、私としてはいかがなものかと思ってしまいます。

コストは樹脂フロアマットが齧られることがなければ、一度購入すれば長持ちします。
買い替えが少なければコストを抑えることができますね。

3.樹脂フロアマット+牧草

  • 清潔さ:★★
  • 安全性:★★★
  • コスト:★★★

樹脂フロアマットの上に牧草を敷いた状態で、2番の欠点を補った形の床材です。

清潔さとしては、上に牧草を敷くことによって足をはまりにくくなり尿にも触れにくくしています。
牧草によるクッション性で安全性も向上していると思います。

牧草は尿を吸収してしまうと、べとついて匂いが出やすくなります。
毎日の牧草補充の際に定期的に交換するなど、マメな手入れが必要になります。

コストとしては、食べる牧草と床材メインに使う牧草を使い分けると安くできます。
床材として使う牧草は、吸水性が低いバミューダヘイが最適でしょうか。

このバミューダヘイを業務用製品を買うとコストを抑えることができますよ。

4.布

  • 清潔さ:★★★
  • 安全性:★★★
  • コスト:★★★★

床の全面の布で覆います。
この方法は海外の飼育者でよく見られるイメージがあります。

清潔さとしては、布製品は尿を吸うため、足に触れにくくなります。
ですが、尿が付いたままだと匂いが出てくるので、頻繁に交換する必要があるかと思います。
糞や食べ残しの牧草が布の上に残るので、手入れに工夫が必要そうですよね。

安全性を保つ上で布の生地選びに気を付ける必要があります。

布はタオル生地のようなものではなく、フリース生地のようなものを選ぶ。

タオル生地では繊維が綻んだ際にデグーの足や爪に絡んでしまいます。
絡んでしまうとデグーは、抜け出すことができなくなり自傷したりすることがあります。

厚めのフリースのような素材だとクッション性が高いため、足にも優しい素材だという印象です。

ペットシーツを敷くという方法がありますが、齧られて食べる危険性が高いため私はおすすめしません。

コストは、デグーがどれくらい布を齧るかどうかによって変わります。

床に敷いている布は、掃除の度に交換し、交換した布は洗って再利用することになります。
ただデグーの尿の汚れはシミとして残りやすいので、一定期間で新しい布に変えることになるだろうと感じます。



5.広葉樹や針葉樹の木製チップ

  • 清潔さ:★★
  • 安全性:★★★★
  • コスト:★★

小動物飼育では一番メジャーな床材だと思います。
私もデグーを飼い始めたころは、この床材で飼育していました。

清潔さとしては、広葉樹素材だと尿が付くと匂いが結構出ます。
他に気になるのは、ホコリが多く舞うことです。
私は鼻炎があるので、このホコリが辛かったですね。

安全性は、木製チップの床材はクッション性が高くなります。
デグーの足には、とても優しい素材だと感じます。

実際使っていた時の感想としては、
デグーが穴を掘らずに上を走り回る事が多いと踏み固められます。
これは、チップの細断方法やデグーの暮らし方によって変わるだろうと思いますが…

我が家で使用していた時はチップが踏み固められて、ロールケーキの生地を焼いたときのような感じになっていました…。
角を持ち上げると全体が浮き上がった思い出があります。

針葉樹の木製チップはアレルギーになる可能性があります。
しかし、私はデグーがアレルギーになったという話は聞きません。

コストとしては、ケージの床面積によって大きく変わりますが、意外と消費量が多いため、コスト的にはあまり良くありません。
木製チップは2~3cmくらいの厚みを敷くことになりますので、一般的に市販されているサイズではあっという間に使い切ってしまいます。

木製チップを使用する際には、業務用サイズを購入するのが良いでしょう。

6.木質ペレット

  • 清潔さ:★★★★★
  • 安全性:★★★★
  • コスト:★★★

これは我が家で使用している床材ですね。
使用しているのは樹皮を含まないホワイトペレットです。

木質ペレットには種類が3つあります。

  • ホワイトペレット(木部ペレット)樹皮を含まない木質部を主体
  • バークペレット(樹皮ペレット)樹皮を主体
  • 全木ペレット(混合ペレット)樹皮と木部を任意の割合で混合

私は樹皮を含んだものを使用したことがありませんが、そちらは独特のにおいがあるようですね。
デグーは樹皮も好んで食べることが多いので、樹皮が含まれたペレットはお勧めしません

清潔さとしては、圧倒的な消臭効果と水分の吸収能力だと思います。
木質ペレットは、おが屑を高圧縮してペレット状にしています。
水分を含むと崩れた際の表面積が大きくなるため、高い効果を発揮しているんだと思います。
これが、木質ペレットの一番の特徴であり強みです。

崩れたおが屑は細かいですが、5番目の木材チップと比べると格段にホコリは少ないと感じます。

安全性としては、木質ペレット自体は固い素材ですが厚みを持たせて敷き詰めることによって、クッション性を持たせることができます。
ただ、木質ペレットだけでクッション性を持たせようとすると、結構な厚みを持たせないといけませんよね。
そのため、木質ペレットの上に牧草を敷いてクッション性を補助する方法もあります。

我が家では、基本木質ペレットのみを敷いています。
ただ、我が家では牧草は一週間補充し続けて捨てませんので、食べきれなかった牧草が木質ペレットの上に敷かれているような状態になります。

木質ペレットは燃料として売られているものなので、コストパフォーマンスは高めです。
それでも基本的に大掃除ごとの使い捨てになるので、布やメッシュステージに比べるとお金は掛かります。

6種類の床材の比較まとめ

以上で6種類の床材の簡単な比較になります。

最初にも書きましたが、この比較は私の主観が含まれています。
あくまで一つの参考記事として見てもらえれば幸いです。

各家庭の飼育環境に合わせて、色々な素材を組み合したりすることによって、より良い床材を使用できると思います。