調理器具

子育て中の家庭におすすめのキッチンバサミ-離乳食や取り分けに便利-

こんにちはTSUBAKIです。

我が家には娘二人(4歳、2歳)がいます。

二人とも食事に関して好みが違います。
タンパク源に関しては、上の子は卵が大好きで、下の子は肉類が大好きです。

卵に関しては柔らかい食材ですので、料理の取り分けで問題になることは少ないです。
対して、肉類に関しては、取り分けする際に箸では切れないのでキッチンはさみを使うことになります。

取り分けは食卓の上で行うので、我が家で使用しているキッチンはさみでは不便に感じることが多々あります。

今回の記事では、子育て中の家庭におすすめのキッチンはさみを紹介しています。
一つの参考としていただければ幸いです。

 

キッチンバサミを選ぶポイント

キッチンバサミは、100均から職人が作った高級なものまで千差万別です。

私は普段から料理を行っていますので、その中でキッチンバサミを選ぶうえで重要なポイントをまとめてみました。

切れ味

切れ味は、どのキッチンはさみにも共通する点です。

切れ味が良いキッチンはさみを選ぶ

切れ味が悪いと使うたびにストレスが溜まりますよね。

それに変に力を入れて切ると、刃が滑り事故が起きる危険性が高まります。
この点からも切れ味が良いハサミを選ぶことが重要となります。

キッチンはさみによっては、刃の表側に波模様がついている「波刃」があります。
波刃は食材をひっかけることによって、食材が滑りにくくなる効果が生まれます。

刃の形状

ストレート刃

その他にも刃の形状にも選ぶポイントがあります。

様々な種類があるキッチンはさみで、よく見てみると刃の形状が違うものが見られますよね。

見た目で分かる刃の形状の違いとしては、主に4種類あります。

ストレート刃

一般的なハサミの刃の形状で、刃が根元から先端にかけてまっすぐになっています。

ストレート刃は食材をまっすぐに切る作業に向いています。

根元の方が力が入りやすく、先端にかけて力が入りにくくなります。
そのため、硬い食材を切る際には根元を中心に使用します。

ベルヌーイカーブ刃

刃が根元から先端まで緩やかなカーブを描いています。
緩やかなカーブの形状は先端まで角度が変わらないので、根元で切っても先端で切っても、切れ味に大きな変化がありません。

刃の先端が丸くなるので、刃の先端のみを使うような切り方は苦手です。

得意としているのは食材を皿に置いたまま切るような状況ですね。
刃先が丸いため、食器を傷つけにくいようになっています。

子育て中であれば食卓で切り分けを行う機会が多くなります。
このベルヌーイカーブ刃は、切り分けに最適な刃です。

ハイブリッドアーチ刃

ハイブリッドアーチ刃はベルヌーイカーブ刃と形状が似ています。
ベルヌーイカーブ刃は刃の根元からカーブを描いているに対して、ハイブリッドアーチ刃は刃の先端部分のみカーブを描いています。

プルーナーアール刃

刃の長さや形状が異なる刃を組み合わされています。
このことにより、軽い力でもすぐれた切れ味を実現しています。

カーブした刃と直線の刃に挟まれる「引き切り」は、包丁を引き切りするような感覚で、軽快な切れ味です。

大きさ(重さ)

キッチンはさみの大きさは使い勝手に直結します。

重ければ長時間使うのに負担を感じます。
ただし、重いハサミのほうが切れ味が良い傾向があります。

軽い方が良いのは間違いありませんが、軽くて切れ味が良いハサミのバランス選びが重要になります。

分解して洗うことができるか

キッチンはさみは文房具のはさみと違い、使用ごとに洗う必要があります。
ちょっとした使用であれば、分解せずに洗っても問題ありませんが、ハサミの組み合わせ部分に食材などが溜まります。

分解できれば刃を別々に洗うことができますので、キッチンはさみを清潔に保つことができます。

食洗機にいれることができるか

分解して洗浄できるとメンテナンスがしやすくなります。

その他にもキッチンに食洗機を導入している方であれば、食洗機にいれれるかどうかも重要な項目となります。

素材

キッチンはさみとして使用される素材は、主にステンレスとセラミックです。

素材による特徴の違いとして、ステンレスは切れ味が良く柔らかい食材から硬い食材まで何でも切ることができます。
セラミックは、軽さが魅力でステンレスに対して錆びることがありません。
陶器製になるので、硬い食材を切ることができなくなります。

携帯性

子育てに活躍できるキッチンはさみの条件として、「携帯性」があります。

小さいお子様がいられる家庭では外食時に困るのが食材のカットです。
大人用に出される料理はもちろん、お子様セットでもウインナーなどが大きいままだったりします。

そうなると箸で切るのは困難ですので、キッチンはさみの出番となります。

キッチンはさみは比較的大型の製品が多いので、カバンに忍ばせておくには不便です。

そういった問題に対応できるキッチンはさみも存在します。

子育て中におすすめのキッチンはさみ

ここからは私が選ぶ、子育て中の家庭におすすめのキッチンはさみを紹介します。

貝印 KAI キッチンはさみ 料理家の逸品

刃の形状と波形の刃により、食卓での切り分けに最適

特徴的な赤い色をしたキッチンはさみです。
ポップな印象を与えつつ、調理中にも目立ちやすい色をしている不意な事故を防ぐ効果もあるのかと感じました。

刃の形状は全体的にカーブを描いた特徴的な形状をしています。
さらには刃に波形が付いていますので、切るときには食材が滑りにくくなります。

この刃の形状と刃に波形があることから、食卓での切り分けに活躍すること間違いなしです。

サイズは比較的大きめですので、普段の調理でも使用しやすい大きさになっています。
ケースがありませんので、外出時の持ち運びには不向きになっています。

サイズ  長さ230mm×横幅100mm
本体重量 106g
刃素材  ステンレス刃物鋼
原産国  日本
耐熱温度 ハンドル/100度、ビスキャップ/110度
分解   不可

 

Takumi セラミック料理ばさみ

携帯に便利な収納ケース付きで、外食時などの持ち運びに最適

全体を覆うケースの他にも刃先のみを覆うキャップも付属されています。
持ち運び時のみ収納ケースを使用し、家では刃先のキャップを使用することで利便性と安全性を高めることができます。

ケースのないハサミは持ち運びに気を使うんですよね。
我が家では刃先をキッチンペーパーでくるんで輪ゴムで止めて持っていっています。
カバンに入れて持ち運ぶので、キッチンペーパーが破れていないかとか、カバン突き破ってこないか心配になるんですよ。

セラミック製のはさみは軽量なのが特徴です。
対して、硬いものを切るのが不得意とされています。
しかし、持ち運び用のはさみとして限れば、硬いものを切る機会はほとんどありませんので、使用用途を限定すれば非常に便利なキッチンはさみとなるでしょう。

サイズ  長さ165mm×横幅68mm
本体重量 92g
刃素材  セラミック
原産国  日本
耐熱温度 120度
分解   不可

 

PLUS フィットカーブ キッチンはさみ

分解できて食洗機対応の普段使いに最適なキッチンはさみ

フィットカーブのはさみといえば、文房具として多くの種類が発売されています。
そこから新しくキッチンはさみが発売されました。

このキッチンはさみの特徴としては、分解可能で食洗機対応ということです。

キッチンはさみは「少し食材を切りたい」という時に便利ですが、洗うのは少し面倒だと感じます。
洗う時は、包丁に比べて形状が複雑ですし、水気のふき取りも必要となります。

フィットカーブのキッチンはさみは、ワンタッチで簡単に分解することができます。
そして、そのまま食洗機の中に入れることも可能となっています。

このことから、ちょっと食材を切りたいときに使って、分解して食洗機に放り込むということが可能となるのです。

サイズ  長さ200mm×横幅84mm
本体重量 100g
刃素材  ステンレス
原産国  日本
耐熱温度 120度
分解   可
食洗機  対応

番外編 木屋 エーデルワイス料理バサミ

「食材を切る」ということに特化した最高級のキッチンはさみ

番外編として紹介するのは、我が家で現在使用しているキッチンはさみです。

これは子育て中に最適なキッチンはさみとは言えません。
キッチンツールとして切ることに特化したキッチンはさみです。

このキッチンはさみを購入したのは子供が生まれる前でして、まだ「子育て」ということを考慮していなかったんですよ。

刃はステンレスの中で、世界最高とされるエーデルワイス鋼を使用しています。

重量は重いですが、刃の動きは非常に滑らかですね。
カニの殻のように硬いものから柔らかいものまで、何でも切ってしまうことが可能です。

切り口も非常に滑らかになるので、我が家では庭のバラを切り花にする際や、野菜の収穫にも使用しています。
切り口が滑らかだと切り口が傷みにくくなるので、鮮度が保たれやすくなるんですよ。

食洗機には非対応ですが、我が家では毎日使用し、毎日食洗機にいれていますが痛みはありません。
刃に刻印された文字が薄れてきたぐらいでしょうか。

サイズ  長さ200mm×横幅84mm
本体重量 130g
刃素材  ステンレス
原産国  日本
分解   不可
食洗機  不可(我が家では食洗機使用しています)

子育てに便利なキッチンばさみまとめ

今回の記事では子育て中の家庭に便利なキッチンはさみを紹介させていただきました。

キッチンはさみというと料理中のみに使用すると思われがちですが、子育て中には食事の取り分け作業にも用いられます。
特に小さいお子様(0~4歳)くらいであれば、食卓で料理を切り分ける機会が多くなります。

キッチンはさみは形状によって向き不向きがあるため、料理の取り分けが多くなる場合であれば、刃の形状や刃先の鋭さに注意して選びましょう。
食材を切る際に皿を傷つけてしまう可能性があります。

また、外食が多い家庭には携帯性を考慮したキッチンはさみ選びが必要となります。

我が家はあまり外食をしない(年に数度)ので、調理に特化したキッチンはさみを使用しています。

外食時に大きなキッチンはさみを持ち運びするのは、はっきり言って不便です。
ケースついているの買えば良かったなと思いつつ、それほど外食しないので、どちらを天秤に掛けるかといった感じですね。