食生活

デグーにアルファルファを与える時期と量はどれくらいか紹介します

こんにちはTSUBAKIです。

牧草のアルファルファって、使いどころが難しいという印象がありませんか?
通販やショップでも必ずといって良いほど売られていますが、買ったことがある人は意外と少ないと思います。

「デグーの主食は牧草です」と言われていますが、そこにアルファルファは含まれていません。
なぜ同じ牧草であるのに、アルファルファは含まれていないでしょうか。

今回の記事では、アルファルファの基本的な情報と、我が家での与え方について紹介します。

私はデグーの飼育歴が長いですが、獣医師でも栄養に詳しいわけでもありません。
私の経験をもとに語っているので、解釈は個人の判断にお任せします。

アルファルファって何?

アルファルファはマメ科の植物で、日本名はムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし)と呼ばれています。

日本名は漢字にすると馬の肥やし(栄養)となるので分かりやすいですね。
紫は花の色から由来するものだと思います。
同じ家畜である牛はそれほど好まないということなので、馬が入った名前なんだろうなと感じました。

アルファルファはアルカリ性土壌を好むため、酸性土壌である日本ではほとんど栽培されていません。
東北や北海道の一部で栽培されているようですね。

海外(ほぼアメリカ)からの輸入品となります。

チモシー・ペレットとの栄養価の違い

アルファルファは栄養価の高い牧草です。
一般的なチモシーとペレットとの栄養価の違いを比較してみましょう。

細かい栄養価の数字は、調べてもなかなか見つからないので、草食動物にとって有効な栄養価のみ記載しています。

アルファルファ チモシー ペレット
たんぱく質  16~20%  6~12% 18%
脂質  1.7%  1.9% 2%
繊維量   25~32%  29~36% 20%
カルシウム 1.3%  0.5%  0.8%

 

いつあげたら良いの?

2014年1月25日撮影

デグーにアルファルファが必要となる時期は限られています。

私がアルファルファを与える時期は、幼少期(0〜6ヶ月)と高齢期(6歳以降)です。
デグーは生後6ヶ月くらいまでは成育旺盛で急激に体重が伸びていきます。

高齢期というのは私が勝手に定めた、一つの基準です。
高齢期(6歳以上)になると、徐々に食が細くなってきます。

我が家で言えば、リンが少し痩せてきています。
そのため、栄養補給のためにアルファルファを与えようと計画しています。

どれくらいあげたら良いの?

我が家での与え方は、栄養補助としての役割なので、量は少しです。
計量すると1~2g程度でしょうか。

食べ始めてすぐに無くなるような量にします。(10~15分程度)

デグーが餌皿から離れて、他の事をしているようであれば、それは与えすぎです。
量を減らしましょう。

与える時は茎を取り除く

アルファルファの茎は固く、ほとんどのデグーは食べることがありません。
また、与える量と食べる量を確かにしたいため、葉のみ(可食部)を与えるようにしています。

市販されているほとんどのアルファルファは茎付きのものなので、あらかじめ茎を取り除くようにしています。
アルファルファは茎が多い製品が大半なので、茎を取り除くと少ししか葉が残らなかったり。

下記のようにアルファルファの葉だけ売られている製品もあります。
茎を取り除く手間がないので、使い勝手が良いですよ。

尿路結石(尿石症)にならない?

アルファルファを与えすぎなければ問題ありません。
我が家では1~2g程度で、これが10gとかになると多すぎでしょう。

先の項に挙げたように葉のみを計量して与えていれば、与えすぎる心配は少なくなります。

デグーの尿路結石の症例ってあまり聞かないので、実際のところどうなのでしょうか。

デグーは質素な粗食が良いというのが浸透してきているので、アルファルファやペレットを与えすぎることが少ないのが影響しているのかな。

尿路結石(尿石症)とは

尿石症とは、尿が作られる経路(腎臓・膀胱・尿管・尿道)に結石ができる病気です。
結石ができた場所によって名称が変わり、腎臓結石・膀胱結石・尿管結石・尿道結石ともいわれていますね。

結石とは、核となる細胞や細菌に尿中のミネラル成分など(カルシウム)が固まり、石のような状態となったものです。

小さいものであれば、症状が現れないまま自然に排泄されることもあります。

他の動物を引き合いに出しますが、うさぎは尿路結石ができやすい動物といわれています。
それは尿でカルシウムを排出する割合が高いために起こっています。
カルシウム尿と言われるものですね。

デグーに関してもカルシウム尿があるので、うさぎと同じように尿路結石になる可能性はあると思います。

ただし、カルシウム尿が出てる=結石になるというわけではありません。

カルシウム尿は、余分なカルシウムを排出しているだけです。
カルシウム尿=悪ではありません。

カルシウムとシュウ酸が結びつくことで、シュウ酸カルシウムとなり結石が発生します。
小さい結石であれば、そのまま排出されます。
何らかの原因で、排出されなかった場合に大きくなって異常がでるわけです。

アルファルファを与える条件

アルファルファは、チモシーなどと違い常食させるものではありません。
与える条件を決めて、量を測りながら与えましょう。

我が家での条件での条件は前項でも挙げています。

幼少期(0〜6ヶ月)と高齢期(6歳以降)

高齢期であっても食が衰えず、体重低下がみられない場合には与える必要なありません。
我が家でいうとオスデグーのカイですね。

カイは未だに巨デグーを維持していますし、ペレットも圧倒的早さで完食しています。
そういったデグーにはアルファルファは必要ないでしょう。

アルファルファを何で選んだの?

摂取カロリーを増やしたいなら、ペレットを増やせば良いじゃんと思われている方がいるんじゃないでしょうか。

ペレットを増やすというのは、一つの方法として有効です。
間違っていません。

私は以下のような思考でアルファルファを選びました。

摂取カロリーを増やしたい→ペレットの量を増やしたくない→おやつの量を増やしたくない→アルファルファを与えよう

おやつを増やしたくないというのは誰でも思い当たりますよね。

ペレットに関しては、歯への影響を懸念して「増やしたくない」という思考に至っています。
特に高齢期であれば、歯の異常は致命的です。
ペレットは歯に負担をかける恐れがあるので、極力増やしたくないというわけです。

アルファルファまとめ

アルファルファは高栄養の牧草であるため、与えすぎには注意です。
尿路結石になる可能性や肥満になる可能性があります。

しかし、デメリットが目立ちがちなアルファルファですが、メリットも多くあります。

  • 嗜好性が高い
  • 繊維質が豊富
  • 柔らかい

デグーが好む要素が満載です(特に嗜好性)

アルファルファは与える時期が限られる牧草ですが、条件が重なれば非常に有効となる牧草となります。
成長期である幼少期(6ヶ月頃まで)や、食が細くなりやすい老齢期には最適な牧草です。

番外編:アルファルファは虫が付きやすい

アルファルファは非常に虫がつきやすい牧草です。
また、消費するのに時間が掛かります。

そのため、開封後には冷暗所で保管するようにしてください。
乾燥剤をいれることで鮮度を保ちやすくなります。

我が家ではチモシーも業務用パックを買っていますので、乾燥剤は必需品となっています。
乾燥剤を入れると、牧草の乾燥度が数段UPするのでデグーが好むパリッとした食感に変えることができますよ。