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メダカに殺虫剤は絶対ダメ!全滅することも!使用してしまった対策

こんにちはTSUBAKIです。

蚊が増えてくると蚊よけの対策が必要になってきます。
その中で殺虫剤の使用があります。

殺虫剤を使えば蚊を退治することができます。
しかし、殺虫剤は魚やエビにも大きな影響を与えます。

今回の記事ではメダカを始めアクアリウムと殺虫剤の危険性について解説します。
また、使ってしまったあとの対策も紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

暖かくなると蚊が増える

暖かくなってくるとメダカが元気になります。
そして蚊も元気になります。

屋外飼育であれば、早ければ4月くらいから蚊が出てきますよね。

蚊がいると刺されて痒くなります。
メダカ飼育においても、蚊が周りに飛んでいる状況では楽しむことができませんよね。

絶対にダメ!蚊対策として殺虫剤を使う

殺虫剤に含まれる殺虫成分は魚やエビに猛毒です。

殺虫成分であるピレスロイドは哺乳類や鳥に対しては無害に近い成分です。
しかし、昆虫や魚類には非常に強い毒性があります。

スプレーなどの殺虫剤は、殺虫と書いてある通り、少し噴射するだけで虫が死んでしまいます。
その殺虫剤が水中に溶け込んだら、魚やエビは高い確率で大きな被害が出ます。

メダカはもちろん魚やエビを飼育しているのであれば、家の中はもちろん、庭や駐車場でも使用しないようにしましょう。



もし使ってしまったら

殺虫剤を「使ってしまった」もしくは「使ってしまった恐れがある」場合には、注意点があります。

  1. 屋内であれば換気する
  2. 手を綺麗に洗う
  3. 飼育容器内に異常がないか確認

屋内で殺虫剤を使った場合は、窓を開けて換気をしましょう。
少しでも殺虫成分を外に出すためです。

次に飼育容器内に触れる前には、手を綺麗に洗いましょう。
手を洗わないと、手についた殺虫成分が飼育容器内に入る恐れがあります。

殺虫成分は水溶性ですので、水で洗うことによって成分を流すことができます。

次に飼育容器内の確認を行います。

魚やエビが普段と違った様子ではありませんか?

殺虫成分が水に溶けている状態では、すでに動かなくなってしまっていることもあります。
生きている個体がいるのであれば、次の水換え作業に移ります。

水を全て新しくする(全換水)

まだ生きている魚やエビがいるのであれば、水換えを行いましょう。

水換えは今入っている水は全て捨てて、新しい水に入れ換えます。

普段は全換水をすることはNGと言われていますが、殺虫成分が混入した際は緊急事態です。
出来るだけ早く水換えを行うようにしましょう。

殺虫剤の使用に関しては家族内で連絡する

殺虫剤は魚やエビにとって猛毒であるということは、あなたは理解しているでしょう。

しかし、家族の皆が理解していない場合があります。

必ず家族の皆に「殺虫剤を使用すると魚やエビが全滅する」ということを連絡しておいてください。

思わぬ拍子で殺虫剤を使われることを出来るだけ防ぎましょう。