健康

デグーの突然の不調と高齢期デグーとの向き合い方

デグーは身体の不調を隠す動物です。

私はデグーを現在家にいる4匹を含めて9匹を見てきました。
その中で明確な身体の不調を訴えたのはハル(2歳6ヶ月)だけでした。

デグーに起こりやすい病気の知識はありますが、経験としてはあまりありません。

そんな中、リンが先日体調不良を感じさせる様子がありました。

リンの年齢と体調の不調

リンは今年の4月で5歳になります。

月日が過ぎるのは早いもので、あっという間に5歳になってしまった感じです。

デグーにとって5歳というのは中年くらいのイメージです。
私のデグーの年齢というのは、人の年齢で例えると年齢×10くらいのイメージをもっています。

そう考えるとリンは決して若くありません。
いつ体調を崩してもおかしくはないのですが、いままで明確に体調を崩している様子を見たことがありませんでした。

リンの様子

我が家のデグー達は私が帰宅してデグー達の部屋に入ると皆が起きてきます。
それは、私が帰宅して部屋に入ると、もうすぐご飯をもらえると思うからです。

しかし、その時のリンはケージ上部の寝床でずっと寝たままでした。
その段階では寝起きが悪くて、起きづらいのかなという感じだったのですが…。

そのままご飯を準備していても起きてこないので、様子がおかしいなと思いました。

リンを捕まえて保定してみると、身体に力が入っていない状態でした。
この状態は先代デグーのリクと同じような印象がありました。

リンの状態が写真では伝わりにくいのですが…。

手の上に乗せてみると普段と全然違う様子が分かります。
何というかデグーの身体が柔らかくなったような状態です。

その時の対処方法

その日は平日で会社から帰宅した時に不調に気づきました。
夜も遅い時間であることから、病院に行くこともできませんでした。

その日は朝まで様子を見て、翌朝の状態で対処方法を変えることにしました。
朝まで何もできない状態になるので、リンの症状が悪化していないか不安でした。

翌朝のリンの様子

朝のリンの様子はというと、復調して元気になっていました。

ケージ内の牧草が寝床まで持ち込まれていたので、深夜には元気が出てきた様子がありました。
牧草を運ぶのはリンだけなので、ケージの様子を見ても行動が読み取れますね。

昨晩は食べなかったペレットも手渡しで受け取って、食べていたので食欲も戻っているようでした。

このことから、リンは大丈夫だと判断できました。
今回の不調は結果的に、大事にはなりませんでした。

高齢期を迎えるデグー達

リンの不調は、私がデグー達との向き合い方に対して見直す一つのきっかけになったと感じました。

デグー達も「もう若くない」ということを改めて再認識させられましたし、何よりデグー達がいる日常に当たり前だと感じて甘えていたのかもしれません。
これから高齢期を迎えるデグー達に注意を向けていく必要があるなと心を改めることができました。