こんにちはTSUBAKIです。
我が家の庭ではすべてのバラが開花しました。
そして、今日は雨という何とももどかしい感じですよね。
雨が降るとどうしても花が痛んでしまいます。
この一番きれいなときを見ることができないのはもったいないです。
イングリッシュローズの名花

私の中では「イングリッシュローズなら何がおすすめ?」と聞かれたら、間違いなくレディ エマ ハミルトンがおすすめと答えるでしょう。
イングリッシュローズは毎年魅力的な品種が発表されておりますが、その中でも魅力的な品種です。
あまり見ない花色
バラの中で花がオレンジ色をしているのは、あまり見かけません。
まず、この段階で他のバラとの差別化ができていますよね。
さらには、カップ咲きでうつむきがちに咲く様子が良い雰囲気を醸し出しています。
シックな葉色

オレンジの花色が珍しいという話に引き続き、レディ エマ ハミルトンは葉色も珍しいです。
色合いは光沢がないマットな緑で、葉脈が赤みを帯びているような感じです。
葉も少ない方で、葉の大きさも小さめであるので、これまた落ち着いて雰囲気を醸し出しています。
香りはフルーツ香
香りは非常に強いです。
香りの種類としてはフルーツ香で、非常に甘い香りを感じることができます。

我が家では玄関の近くに鉢を設置していることもあり、玄関の扉を開けたらすぐに香りを感じることができるようになっています。
病気にも強い
レディ エマ ハミルトンは生育が旺盛な方ではありません。
しかし、病気には強い方だなという印象があります。
品種としての発表は、2000年代であるので1900年代のバラと比べると当然病気には強くなっています。
最近の品種と比較するとまだまだ強さが足りないかなとは思いますが、一般的には十分病気に強い方でしょう。
欠点は花持ちの悪さと花数が少ないこと
レディ エマ ハミルトンの数少ない欠点を挙げるとすれば、花持ちの悪さと、そこからくる花数が少なくなることでしょうか。
花持ちの悪さはイングリッシュローズ全般的に言えることではあるので、品種的な特徴と割り切るしかないのかもしれません。
蕾がほころんで開花してから、ベストな花形を維持できるのは一日程度です。
3日もすれば、潔くバッサリと花びらを全て落としてしまいます。
この花持ちの悪さが、花数にも影響しています。
もともと、レディ エマ ハミルトンは花数が多い方ではなく一枝にたくさんの蕾が蕾がつきません。
そこに花持ちの悪さが加わり、房咲きになることがほとんどないような状況です。