フロキシーベビー

満開のフロキシーベビー-小さな花でまとまりの良い樹形

こんにちはTSUBAKIです。

バラには様々な花の形があります。

あなたはどんな花の形が好きですか?
大きく絢爛豪華は形が良いという方が多い印象がありますが、大人しく可憐な花も良いですよね。

今回紹介するフロキシーベビーは一見するとバラに見えない花の形をしています。

主張は強くありませんが、

 

開花時期は中間

フロキシーベビーは2019年に購入したバラになります。
大苗の購入で、初期生長が早く春の開花も楽しませてくれました。

そして今年は、2年目ということで我が家の環境にも適応しているはずです。

今年は、昨年度と違った姿を見せてくれることになりました。

まず、昨年度は開花が非常に早かった印象があります。

今年は、通常通りの開花スピードなのか我が家では3番目の開花となりました。
花が小さい分、蕾がほころぶだしてからの開花が早いですね。

昨年見ることができなかった満開の姿

昨年度の開花は枝ごとに差があったため、断続的な開花となりました。

今年は、枝の開花が揃ったことで、満開の姿を見ることができました。

一枝あたりの蕾の数が非常に多いため、満開になると一面が花に覆われたようになります。

花持ちは良くない

フロキシーベビーは花びらの数が5枚と少ないです。

花びらが少ないバラは、花持ちが良い傾向が強いのですが、フロキシーベビーは花持ちが悪いです。

開花したては、濃いピンクの花色で、そこから時間が経つにつれて退色していき白に近づいていきます。

そして、そのまま散っていくような感じでしょうか。

この退色の具合が満開になった時に色のグラデーションとなり綺麗なのですが、反面満開の状態を維持できないデメリットともなっています。

花びら掃除は不要

バラの手入れの一つとして面倒なこととして挙げられるのが、花びら掃除でしょうか。

私も花びら掃除はあまり好きな方ではありません。

しかし、フロキシーベビーの花びら掃除は、あまり神経質になる必要がないんじゃないでしょうか。

それは花びらが小さいため、散った花びらがどこかに行ってしまうため掃除が不要です。

特に我が家では鉢の下にはクラピアをグランドカバーとして植えていますので、花びらが隙間に落ちて見えなくなってしまいます。
そして、落ちた花びらは、ダンゴムシなどが食べてくれるので、上手い具合に循環できているような感じでしょうか。

これが他のバラだと、クラピアの上に落ちて掃除するのが面倒なんですよね。
花びらはナメクジも大好物みたいなので、食事中だったら触るのに抵抗があります。

主張は強くないけど、可愛らしいバラ

フロキシーベビーは近年のバラの中では、特に主張が強くないバラに分類されるのではないでしょうか。

花が大きいわけでもなく
香りが強いわけでもなく
花色が変わっているわけでもなく
樹形が大きくなるわけでもなく

そんなフロキシーベビーですが、私は昨年購入しています。
このフロキシーベビーの良いところというのは、主張が強くないというのが強みだと感じています。

周りのバラは皆それぞれが強い個性を持っています。
その中でさり気なく咲いているフロキシーベビーに魅力を感じました。