こんにちは、TSUBAKIです。
現在のケージは使い始めて5年ほど経過しています。
海外製の大型ケージで、日本では流通していない製品になるでしょうか。
購入費としては結構な値段でしたが、5年間使うことができているので、十分元がとれたんじゃないでしょうか。
さらに、現状でも特に傷んでいる箇所はないような感じなので、まだまだ使うことができるでしょう。
Contents
ケージ掃除方法の紹介
当ブログでは掃除に関する記事をいくつか書いているかと思います。
そのなかで我が家のケージ掃除の始めから終わりまでのフローは書いてなかったような気がします。
今回の記事では、ケージ掃除のフローを紹介していきますね。
床材を入れ替えるケージ掃除は1週間に一度
ステージの汚れがある場合は、見つけた時に都度ふき取りを行っています。
そのため、今回の記事ではケージ掃除=床材の入れ替えととらえていただければと思います。
床材は木質ペレットを使用
我が家の飼育環境では床材は木質ペレットを使用しています。
この木質ペレットは主に針葉樹の間伐材をおがくず状に粉砕し、熱を加えてペレット状に成型しています。
木質ペレットの本来の使用用途は、ペレットストーブという家庭用の暖房器具に使用する燃料です。
それをデグーの床材として転用しています。
木質ペレットは、おがくずを高圧縮していますので、消臭効果が非常に高いのが特徴です。

我が家のケージ掃除のフロー
- 掃除開始
- ケージ内の残った牧草を回収
- ステージ類にバイオチャレンジを吹きかける(一度目)
- 床材撤去
- 備品(牧草入れなど)ふき取り
- ステージ類のふき取り(一度目)
- ステージ類にバイオチャレンジを吹きかける(二度目)
- 底トレイふき取り
- ステージ類のふき取り(二度目)
- 回し車ふき取り
- ケージ網目のふき取り
- 備品(牧草入れ)設置
- 牧草補充
- 床材補充
- 掃除完了
一週間経過したケージ内の様子
上段ケージはメスデグーが3匹暮らしています。
一週間経てば床材にも汚れが目立ってきます。

ステージの上に関しても汚れが見えるようになってきます。
ステージの汚れに関しては、汚れが目についた段階でふき取りを行っているのです。
その際には簡易的な掃除のみなので、1週間の掃除でしっかりとふき取りを行い汚れをリセットするように心がけています。

ケージ内の残った牧草を回収
掃除を開始して一番最初に行う作業として、ケージ内に残った食べ残しの牧草を回収します。
これは、回収した牧草を家庭菜園のマルチングとしてしようするためです。
特に再利用する予定がない場合であれば、床材と一緒に回収していいかなと思います。
ただ、ごみ袋に詰め込んでいくと、牧草が袋を破って床材がこぼれることもあったりするので、袋を分けることは有効な方法かもしれませんね。
ステージ類にバイオチャレンジを吹きかける(一度目)
次にステージ類にバイオチャレンジをスプレーで満遍なく吹きかけます。
スプレーする際には、デグーに直接かからないように誘導しながら行います。
バイオチャレンジはペットにかかっても問題ない製品ですが、かかると被毛がビチャビチャになってしまうので避けるようにしています。
デグーたちも濡れるのは嫌がりますしね。
一度目のバイオチャレンジは、ステージの汚れをざっくり落とすために行います。
そのため、スプレーした後に汚れを浮かすためにしばらく放置しています。
放置するしている時間に次の工程を行う感じですね。


床材撤去
次の作業として床材の撤去を行います。
我が家のケージでは自作の底トレイを使用しています。
取り外しは可能ですが、基本的には設置したままにしています。
ちりとりとほうきで大まかに床材を撤去し、細かい粉塵は掃除機を使って取り除いています。
我が家のデグーたちは掃除機にも慣れているので、使用中も普段通りに過ごしています。
大きな音に慣れていない場合には、ケージ周辺を掃除する際に少しずつ掃除機を使用していけば、早くに慣れることができるんじゃないでしょうか。

備品(牧草入れなど)ふき取り
床材を撤去して次の作業は、備品のふき取りを行います。
ここでもバイオチャレンジを使ってふき取りを行っています。
ステージ類のふき取り(一度目)
床材撤去作業前に吹きかけていたバイオチャレンジのふき取りを行います。
ここでは、汚れがひどいのでティッシュでふき取りをします。
ステージ類にバイオチャレンジを吹きかける(二度目)
一度目のふき取りが終わりましたら、もう一度バイオチャレンジを吹きかけます。
こちらが仕上げのバイオチャレンジの使用で、ステージ類だけじゃないく底トレイと回し車にも吹きかけをします。
底トレイふき取り
一度目のバイオチャレンジのふき取りは時間を置いてからでしたが、二度目のふき取りはすぐに行います。
二度目のふき取りに使用するのは、マイクロファイバーのクロスです。
ティッシュと比較すると汚れの落ち具合がよくなります。
もう何年もしようしているので、すっかり色あせてしまってますが、使っているクロスは「激落ちクロス」です。
実際に拭いてみるとわかるのですが、結構摩擦を感じてふき取りに負荷がかかります。
その分、汚れがよく落ちるのでしょうね。

ステージ類のふき取り(二度目)
二度目のふき取りは、こちらも激落ちクロスで拭いていきます。
一度目のふき取りである程度の汚れを落としているので、激落ちクロスだと、まだ汚れを落とすことができます。
回し車ふき取り
我が家の回し車は「シマリスくるくるワールド」の製品を使用しています。
現在は販売されていない製品です。
とても良い製品で、私がデグー飼育を始めてからずっと使用しています。
現在メスデグー達に使用している回し車も、15年ずっと使い続けているものですね。
非常にシンプルな設計で、デグー達が回し続けていても、がた一つありません。
この回し車の手入れは基本的にふき取りのみです。
こちらも激落ちクロスでふき取りを行います。
内側と外側をそれぞれふき取りを行っています。
ケージ網目のふき取り
ふき取り作業の最後としてケージの網目のふき取りを行います。
こちらも激落ちクロスで行っています。
この作業は割とざっくりしているのですが、汚れが付きやすい箇所と付きにくい箇所があります。
そのため、汚れが付きやすい箇所に気を配りながらふき取りを行う感じですね。
汚れが付きやすい箇所
- 回し車周辺
- ペレット皿の設置周辺
- 水飲みボトル周辺
- 牧草入れ周辺
備品(牧草入れ)設置
ここからの作業は一通りの掃除が終わり、掃除前の状態に戻す作業になりますね。

ケージ内の備品や床材が無くなってもデグー達は普段通りの生活を行っていますね。
日常的に掃除することによって、デグー達も警戒心を抱くことがなくなります。
牧草補充
牧草は、掃除の際にすべて撤去するので、新しい牧草を補充します。
この掃除直後に入れる牧草の量は、毎日の補充の時よりも多めにします。
掃除で牧草が全て撤去されてしまうため、補充した牧草が少ないとデグーが食べきって足りなくなる可能性があります。
床材補充
備品設置と牧草補充が終わりましたら、最後に床材の補充を行います。
現在の床材は木質ペレットのみです。
牧草入れの両脇に設置してあるものは、石ですね。
これは牧草入れが移動しないようにするための重しで、木質ペレットの節約も兼ねています。
底トレイ全面に木質ペレットを敷くと結構な使用量となるんですよね。
このケージの底面積は外寸で幅91cm×奥行60cmあります。
木質ペレットはコストパフォーマンスが良い製品ですが、それでも毎週2ケージの入れ替えを行うとあっという間減っていきます。
掃除完了
床材を補充したところで、掃除が完了です。
掃除前には、臭いやほこりっぽさを感じますが、掃除が終わればすっきりとした感じになりますね。

我が家の掃除方法まとめ
デグーは散らかすのが好きな動物です。
まぁ、これはヒトから見た感覚の話ですが…。
しかし、ケージ内という小さな環境では、汚れが蓄積していきます。
その汚れをリセットする意味で、定期的な掃除が重要となってきます。
掃除時間に関しては、自分の中で流れを作り順序通りに行っていけば、時間を短く抑えることができます。
私は1ケージあたり30分ほどで作業を終えています。
2ケージで1時間程度でしょうか。

