健康

【デグーの介護】ミルグラインダーは手作り介護食やアレンジに便利

我が家のデグーは4匹います。
皆が6歳を超えて、高齢期を迎えています。
表面上は分かりにくいですが、確実に老いは感じていますね。

デグーの老いは個体差がある。

しかし、老いは避けることができません。

必ずやってくる老いに関して、飼い主は準備と心構えをする必要があります。

こんにちはTSUBAKIです。

あなたは、デグーにいつでも介護食を与えることができる準備はしてますか?

いつでも対応できるように介護食を常備している方は少ないでしょう。
突然体調を崩し介護食が必要になってくる場合がありますし。

介護食は賞味期限があるため、常備するのは無駄になる可能性が高いです。
しかし、「介護食は必要」という意識は、常に持っておく必要があると感じています。

今回の記事では、ペットの介護食を作るのに便利な電化製品を紹介します。

我が家では先代デグーの時に購入しています。
実際に使用した感想と必要性を解説しますね。

必ずやってくる老いや衰えにむけて

冒頭に書きましたが、ペットには必ず老いがやってきます。
「年齢によるものなのか」「病気によるものなのか」違いはあるかもしれません。

老いや衰えがやってくると、一番の問題になるのが食事です。

我が家ではデグーを飼育していますが、うさぎ・モルモットなどを代表とする草食動物では、歯が悪くなることによっても食事が困難になってきます。

食べることができなければ生き物は急激に弱ってきます。

飼い主としては、何より優先すべきことが食事の管理です。
今まで固形のものを食べていたけど、急に食べれなくなることもあります。

介護食とは

介護食とは、食べやすい形状に変化した食事のことです。

固形→粒が小さくなり→柔らかく→液状(流動食)

  1. ペレットを水でふやかし食べやすくした「ふやかし食」
  2. ふやかし食を練って一口大の団子状にした「団子食」
  3. 自分では食べる事ができない時に行う「強制給餌」

形状が段階的に変わっていき、ペットの状態によって与えるものを変えていきます。

ペットが自力で食べることができるのであれば、粒を小さくする・柔らかくするで対応することができます。

液状に関しては、ペットが自力で食べることができない場合や、投薬の際に用いることが多くなります。

シリンジに流動食をいれて、強制給餌する形になりますね。

強制給餌について

うっ滞時など、胃や腸がパンパンになっているときに、無理に食べさせる事は症状を悪化させる危険性があります。
強制給餌をする判断は、病院を受診し「強制給餌を行った方が良いか」確認してください。
食べることがことができない原因が分からないまま、強制給餌を行うのは危険です。
必ずかかりつけの動物病院を受診してください。

介護食は市販品か手作りか

介護食はどうやって作ればいいのでしょうか。
方法としては市販品を購入する方法と手作りする2つがあります。

まずは市販品です。

デグーをはじめとした草食動物の介護食は市販されています。

デグーに与える介護食としてメジャーなのが「ライフケア うさぎ用」です。

普段与えているペレットに比べると高栄養になっており、栄養補給に最適な形になっていますね。

市販品の介護食は粉末状に加工されています。
水を加えて練ることによって、好みの固さに調整することができます。
団子状から液状まで調整可能。

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対して、介護食は手作りすることも可能です。

手作りといっても手間がかかるわけではありません。
普段食べているペレットを水でふやかし、柔らかくして与えることが一般的になっています。

しかし、ペレットを水でふやかしただけでは粒が荒く食べにくい場合があります。

手作りに活用できるミルグラインダー

我が家のミルグラインダーはモデルチェンジ前

クレイジナートのミルグラインダーはコーヒー豆や乾物を細かく砕くための電化製品です。

本体サイズは、500mlのPETボトルと同程度の高さがあります。
商品写真で感じるイメージより、実物の方が大きく感じますね。

これがデグーの介護食を作るのに役立ちます。

ペレットや好きな食べ物を粉末にできる

普段からデグーが食べているペレットを粉末にすることができます。

ペレットを粉末にすることは、ミルグラインダーにとって得意な作業ですね。
ペレットを適量入れて起動するだけです。

すり鉢でも粉末にすることができますが、ミルグラインダーであれば均一に早く粉末状態にすることができますよ。

ペレットの他にも、乾燥野菜やアルファルファを粉末にすることも可能です。

アルファルファは葉の部分のみを投入し、スイッチを入れます。

ミルグラインダーは軽い素材を粉末にするのは、比較的苦手にしていますが、荒い粉末状にすることが可能です。
これくらい細かくすることができれば、介護食に混ぜるのに問題はないでしょう。

ちなみにチモシーに関しては粉末にすることができませんでした。

チモシーを粉末にする場合、牧草ペレットを粉末にして代用するのが良いでしょう。

市販の介護食だけでは食べなかったり飽きる時がある

市販されている介護食はデグー用に開発されたものではありません。

いざ与えてみると味が好みじゃなかったりして、食べてくれないことがあります。

また、介護食は種類が豊富ではありません。
ずっと同じものを与えていると、味に飽きて食べてくれなくなることも。

そういった時に便利になるのがミルグラインダーです。

市販の介護食をメインとして与えつつ、ミルグラインダーで粉末状にした食材を混ぜ込みます。
介護食に食材を混ぜることで、味に変化をつけることができるようになります。

あらかじめいくつかの食材を粉末にして保管しておけば、与えるたびに違う味にすることだって可能ですよ。

使用中はマスク必須

作業中には粉塵が舞うため、マスクが必須です。

ミルグラインダーは内部のブレードが高速で回転することで、食材を粉末にします。
使用中は容器内で激しく食材が回転しているのが見えます。

粉末作業が完了後、フタを開けた時に粉塵が舞います。
これが結構細かい粉塵なので、鼻に優しくないですね。



ミルグラインダーまとめ

ペレットを粉末にした状態

介護食は市販品と手作りの2つ方法があります。
私がおすすめするのは、市販品をメインに使用しつつ、手作りでアレンジを加える方法です。

市販品は栄養バランスに優れていますが、バリエーションが少なく、デグー用に開発された製品ではありません。

デグーの体調によって食べるものが変わってきます。
我が家では老いによる介護と下半身不随による介護の経験があります。
その時は、状態が深刻になるにつれて、食べるものが少なくなっていきました。

デグーが食べてくれる可能性があるものを、手当たり次第に粉末にした経験があります。

ミルグラインダーでは、手作業で粉末にするのが困難なものも簡単に粉末にすることができますよ。

必ずやってくる老いや衰えはやってきます。
その時、どういった物が必要なのかシュミレーションしておくことが重要であると、私は考えています。

 

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