おうちバーベキューにWEBERのPulse 1000を購入しました。
Pulse 1000はアメリカで先駆けて販売されていたものが、2021年3月に日本に上陸しました。
バーベキューは、常に進化しています。
様々なスパイスから調理方法。
さらにはPulse 1000のようなグリルまで。
今回の記事では、Pulse 1000のメンテナンス方法を紹介します。
メンテナンスというと「面倒」なイメージがありますが、とても簡単に行うことができますよ。
Contents
Pulse 1000のメンテナンスは簡単
今回の記事ではPulse 1000のメンテナンス方法を紹介する記事です。
Pulse 1000のメンテナンスは簡単です。
メンテナンスが簡単なことが、我が家でおうちバーベキューをしようとなったきっかけの一つです。
- Pulse 1000は調理が簡単。
- 炭やガスに比べると煙が少ない。
- メンテナンスも簡単。
この3つがおうちバーベキューに最適なグリルである理由です。
焼き網のメンテナンス

焼き網の素材は鋳鉄+ホーローコーティングされています。
とても丈夫な素材であるため、日頃のメンテナンスは簡単です。
Pulse 1000は使用の度に必ず予熱する
予熱は温度設定を最高の状態にし、グリル内部を315度まで加熱します。
予熱が完了すればスマホ連動アプリ「Weber Connect」が音による通知をしてくれます。
基本的に加熱中は持ち場を離れるのは良くありませんが、少し離れるくらいであれば通知で加熱しすぎを防ぐことができますね。
我が家ではリビングから中庭の様子が見えるので、予熱中はリビングで他の食材を準備しながら中庭に設置したPulse 1000の様子をみています。
予熱が完了したら金属ブラシで焼き網を掃除

予熱が完了すれば、焼き網が非常に熱い状態になります。
前回調理時に残った食材のかけらが炭になっています。
その炭を金属ブラシを用いて取り除きます。
予熱後の焼き網掃除を綺麗にすることによって、調理時に食材がこびり付くのを防ぐことができます。
また、綺麗な焼き色を付けることに繋がりますし、炭になった焦げが付着して味が悪くなることを防げますね。

蓋のメンテナンス
WEBERグリルの特徴である蓋のメンテナンスです。
Pulse 1000の蓋は外側と内側が別々の素材になっています。
蓋外側は、ステンレスで塗装が施されています。
蓋内側は、アルミニウムになっています。
蓋外側と内側は、ねじで固定されています。
蓋内側のメンテナンス
蓋内側は調理時に煙や油で汚れます。
素材はアルミニウムなので、新品状態であれば銀色をしていますが、使うたびに汚れで黄ばんできます。
この黄ばみは毎回落とす必要はありません。
日頃の手入れとしては、蓋内側に大きな汚れが付いた場合です。
大きな汚れが付く状況というのは、調理時に油などが爆ぜてこびり付く場合です。
こびり付いた汚れが加熱されることによって黒くなり焦げ付きのようになります。
このような焦げ付きが見えた場合に、プラスチック製のスクレーパーなどでこそぎ落とします。
ちなみに私はスクレーパーを持っていませんので、割りばしの太い方でこそぎ落としています。
黄ばみがひどくなってきたら
蓋内側は使っていくとどんどん黄ばみがひどくなってきます。
さらには黄ばみから黒くなっていく可能性があります。
黒くなってくると汚れが取れにくくなってくるので、ある程度黄ばみがひどくなってきたら掃除をしましょう。
どれくらいの頻度で掃除をすれば良いのかというと。
- ワンシーズン(4か月)に一度
- 10回に一度
使用頻度によって掃除の頻度が変わってきます。
ベストは毎回掃除することですが、そこまでする必要はないでしょう。
毎回掃除するのであれば、アルコールを含ませたキッチンペーパーで拭くと良いでしょうか。
完全に綺麗になることはありませんが、ある程度綺麗にすることができます。
使用頻度が高い場合には汚れが蓄積しやすいので、軽く拭くことによってある程度綺麗な状態を維持することができますね。
がっつり掃除したいときの掃除方法は、蓋外側と内側を分離します。
ねじで固定されていますので、ねじを外して分離をします。
外した蓋内側を大きなたらいなどに浸けて洗剤で洗浄します。
蓋内側はアルミニウム製ですので、洗剤は中性洗剤を使用してください。
アルミニウムは柔らかい素材ですので、研磨剤や金属製のスポンジは使用しないでください。
ボウルライナーのメンテナンス

ボウルライナーは焼き網と熱源の下にあるトレイです。
中央部に穴が開いており、調理中に出た脂や汚れを穴からキャッチパンへ落ちていきます。
ボウルライナーは焼き網と共に汚れやすいパーツです。
メンテナンスは調理後に行います。
必ず冷めた状態でメンテナンスを行うようにしてください。
メンテナンスの方法は、プラスチック製のスクレーパー(ヘラ)で汚れを中心の穴からキャッチパンに落としていきます。
我が家では現在、プラスチック製のスクレーパーを持っていませんので、割りばしで代用しています。
割りばしの手元側の太い方をヘラ替わりに汚れを落としていきます。
日頃の手入れは汚れを落としていくだけです。
それだけでは完全に汚れは落ちません。
汚れがひどくなってきたら
こちらも蓋内側と同じように取り外して掃除をします。
- ワンシーズン(4か月)に一度
- 10回に一度
程度の頻度で掃除をします。
熱源は正面部分でねじで固定されています。
熱源を取り外すことで、ボウルライナーを取り外すことができるようになります。
ボウルライナーも蓋内側と同じように中性洗剤で洗っていきます。
アルミニウムは柔らかい素材ですので、研磨剤や金属製のスポンジは使用しないでください。
グリル外側のメンテナンス
グリル外側は内部に比べると汚れにくくなっています。
汚れる要素でいう調理中に発生する煙による油汚れです。
油汚れの付着は少ないので、メンテナンスは簡単ですね。
マイクロファイバークロスを用いてアルコールを吹きかけてふき取るだけで十分でしょう。
汚れがあまりにもひどいのであれば、薄めた中性洗剤を用いて油分を分解します。
メンテナンスまとめ

Pulse 1000のメンテナンスは他のグリルと比較しても簡単です。
設計自体も意外なほどシンプルなので、メンテナンスも気軽に行えるようになっています。
WEBERはグリル専門のメーカーですので、メンテナンスのノウハウも熟知していることが使い勝手の良いように設計されているのだと思います。
Pulse 1000は温度調節器と電熱線以外は電子部品がありません。
メンテナンスの際には2つの電子部品を傷つけないように気を付けてください。
逆に言うとこの2つの電子部品以外は、多少扱いが荒くなったところで壊れる要素はありません。
気軽にメンテナンスを行えるということは、普段から比較的綺麗な状態を保てるということです。
あまりに汚れていると調理中にも匂い移りや油から発火して大きな事故につながる可能性があります。
日頃のメンテナンス自体は5分もあれば完了します。
Pulse 1000を長く使うために普段からメンテナンスを行うようにしましょう。
