こんにちはTSUBAKIです。
あなたはメダカ飼育容器に水草を入れていますか?
メダカ飼育は個人個人で違いがあり、環境によっても大きく変わってきます。
何が正解かというわけでもありませんので、試行錯誤を繰り返して、良い飼育環境を作っていく感じでしょうか。
メダカの屋外飼育は大きく分けて2パターンに分かれます
- ベアタンク(容器内に何もいれない)
- ビオトープ(容器内に底砂や水草を入れる)
- とりあえず水草を入れてみたい
- メダカがポツポツ落ちてしまう
- 水質を改善したい
- 丈夫な水草を探している
Contents
アナカリスとは
アナカリス(正式和名:オオカナダモ、学名: Egeria densa)
原産地:ブラジル南東部、ウルグアイ、アルゼンチン
分類:多年生沈水植物
生息地:湖沼や流れの緩やかな河川
日本には、生物の実験材料として持ち込まれ広く繁殖。
とにかく丈夫である
アナカリスはとても丈夫です。
丈夫さとは枯れにくいということです。
屋外の飼育容器は、屋内に比べて環境が過酷。
夏は暑く、日照時間も不安定、突然雨が降ったりと、環境がめまぐるしく変わります。
普通の水草であれば、あっという間に枯れてしまいます。
アナカリスであれば、夏の暑さにも耐えることができます。
日照条件や雨による水質変化も問題ありません。
丈夫であるということは、放っておいても育つことです。
水質浄化能力が高い

アナカリスは水質を良くする能力が高い水草です。
水草はどの種類も水質を浄化する能力があります。
水草が行う水質浄化とは、メダカなどが排出する有害物質を栄養として吸収し無害化すること
しかし、水草の浄化能力には強弱があります。
浄化能力の高い水草は、主に有茎草・浮草。
アナカリスは有茎草になり、水質浄化能力が高い水草に位置付けられています。
生長がとにかく早い
アナカリスは非常に生長の早い水草です。
環境が良ければ、一日1cm以上伸びることもあります。
気がつけば飼育容器の中がアナカリスで一杯になることも。
生長に必要な栄養分を吸収するため、生長が早いアナカリスは水質浄化能力が高いことにつながります。
ろ過バクテリアと水草のセットで良い水質になる
水質を良くするためには、水草とろ過バクテリアをセットで活用すると効果的です。
ろ過バクテリアは生体が排出するアンモニアなどを分解します。
害少ない物質に変化させていきます。
アンモニア(猛毒)→亜硝酸塩(毒)→硝酸塩(低毒)
水草はアンモニア・亜硝酸・硝酸塩、全ての物質を栄養として吸収します。
安価で購入できる

アナカリスは水草の中で、かなり安い価格で購入できます。
それはもう、水草で一番安いんじゃないかというほどです。
安さの理由は育てやすさからくる増やしやすさです。
枯れてしまっても損害が少ない
価格が安いため、枯れてしまっても損害が少なくなります。
今の飼育環境を改善したいと思っていても、何をしたら良いか分からないことありませんか?
そんな時に試しでアナカリスを入れるというのが有効です。
失敗しても後悔が少ないですよ。
茶色くなったらトリミング
アナカリスを綺麗に保つ方法は、まめにトリミングすることです。
古く茶色くなった部分は、綺麗になることはありません。
新芽が順調に育っている場合には、どんどん切っていきましょう。
外来種なので他の水辺に捨てない
トリミングして余分なアナカリスが出てしまっても、排水溝や水路、川などに流さないでください。
アナカリスは日本在来の植物ではない、外来種となっています。
しかも、生態系被害防止外来種として登録されており、日本在来種に被害を及ぼす恐れがあります。
今までアナカリスがなかったところに流れ込み、持ち前の生長スピードで在来種より繁殖し置きかわることに繋がります。
捨てる時はゴミとして
外来種であるアナカリスは、水草として利用しないものはゴミとして捨てましょう。
他の水辺に捨てるのは生態系を破壊することになります。
切ってもすぐに伸びてくるので、どんどんトリミング
アナカリスはメダカと相性が良い
アナカリスはメダカと非常に相性の良い水草です。
メダカの飼育環境に適応する丈夫さがあります。
水質浄化能力も、水草の中でトップクラスです。
メダカ飼育という池や田んぼと比べると小さな飼育容器では、水質浄化能力の高さは有用性が高くなります。
メダカ飼育に水草を入れたいけど、何を入れたらよいのか分からないという場合にオススメです。
とりあえずアナカリスを入れておけば良い
といった感じです。
安価で購入することができるので、枯れてしまったら捨ててしまえば良いのです。