調理器具

亀の子たわし(パーム製)は鉄フライパンを洗うのにオススメ

こんにちはTSUBAKIです。

鉄フライパンを洗うときに何を使っていますか?

  • たわし
  • ささら
  • 金たわし

鉄フライパンは丈夫な調理器具ですが、手入れがされていないと錆びたりして痛んできます。

今回の記事では鉄フライパンを洗うのに最適なたわしについて解説しています。

鉄フライパンを洗うのにタワシは基本アイテム

鉄フライパンは基本的に洗剤で洗うことがダメだと言われています。
洗剤で洗うと鉄フライパンの表面にある油分(酸化被膜)が落ちてしまうためです。

では、何で洗うのが良いのかというと「たわし」になります。
たわしは昔からある茶色のアレです。

たわしは鉄フライパンを洗うのに適したアイテムです。

たわし以外のアイテム

鉄フライパンを洗う道具はたわし以外にもあります。

ささら

ささらは細かく割った竹を束ねた道具です。

竹は非常に強い繊維ですので、鉄フライパンの汚れをかき出すことができます。
コシが強いのでこびりついた汚れをかき出すのに最適。

ささらは洗い残しが出やすい

ささらは形が筒状ですので、一度に洗える面積が少なくなります。
大きなフライパンであれば、満遍なくこすらないと洗い残しが起きやすくなりますね。

繊維のコシはささらの方が強いため、こびりつきを落とすのにはささらが向いています。

ささらは汚れをかき出すように洗うので、たわしと比べると飛び散りが多くなります。
洗う際にはシンクの中でゆっくり洗うようにしましょう。

金たわし

金たわしは、鉄やステンレスなどを4mm程度の幅の細長い線に加工し丸めた道具です。

金属で表面を削りますので、ひどい焦げ付きを落とすのに使う場合があります。

通常の調理後の洗浄では鉄フライパンの表面の油膜まで落としてしまいます。
金たわしを日常的に使うことはオススメしません。

金たわしは表面を削るため日常的に使うのはNG

たわしは広い面を洗うのに向いている

たわしは丸く平べったい形状から広い面を洗うのに向いています。

面で洗うような感じなので、大きなフライパンが洗いやすくなります。
また中華鍋のように丸い形状のフライパンは特に洗いやすいですね。

円を描くようにタワシでこすると洗い残しもなく綺麗にすることができますよ。



オススメのたわしは亀の子タワシ

タワシなら100均で買えばいいんじゃないとなりそうですよね。
実際に100均でも買うことができます。

私がおすすめするのは亀の子たわしです。

「亀の子」とはブランド名です。
たわしといえば「亀の子たわし」言われるほどメジャーな製品ですね。

これだけメジャーな製品ですから、品質は良いですよ。
100均のたわしと比べると品質に雲泥の差があります。

亀の子たわしは100均のより密度が違う

同じ大きさのたわしを100均と亀の子で並べてみると一目瞭然。
たわしの繊維の密度が違いますね。

密度が濃いということは、それだけ洗浄力に差があるということです。
短い時間で洗い残りがなく綺麗に洗うことができるのが亀の子たわしです。

柄付きたわしは力が入りにくい

たわしには持ち手がついた柄付きたわしがあります。

柄を持つ事によって、手を汚さずに鉄フライパンを洗うことができます。
しかし、力を入れにくいのが難点でしつこい汚れだと落とすことができない場合があります。

さっと洗うのには便利ですが、汚れ具合によっては綺麗に洗えないので不便に感じる方が多いのではないでしょうか。

タワシにはパームと棕櫚(しゅろ)がある

たわしは全部同じように見えますが、素材によって種類が分かれます。

種類は主に2種類

  • パーム(ヤシの繊維)
  • 棕櫚(しゅろ)

パームと棕櫚の違いは繊維の硬さです。
繊維の硬さはパームの方が硬く、棕櫚は柔らかいですね。

パーム製たわし

パーム製のたわしは、ココナッツ(ヤシの実)の繊維でつくられています。

ヤシの実は、固い繊維が何重にも巻かれているような状態です。
その繊維を加工したものがパームたわしです。

ヤシの実の固い繊維が使われているため、触った感触としてはチクチクするような感じですね。

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鉄フライパンに最適

鉄フライパンを洗うのに向いているのはパーム製のたわしです。

亀の子たわしであれば、通常製品の方になりますね。
極みシリーズは棕櫚製になっています。

棕櫚(しゅろ)製たわし

棕櫚製のたわしは、ヤシ科の木である棕櫚(しゅろ)の繊維でつくられています。
棕櫚の幹の周りにある茶色い繊維のことですね。

棕櫚(しゅろ)の繊維は、人の肌に使っても大丈夫なほど柔らかいです。

野菜やまな板洗いに最適

柔らかい棕櫚たわしは野菜やまな板を洗うのに向いています。

野菜であれば、表面を傷つけず土だけを落とすことができます。
まな板は表面の汚れを落とすことで、清潔に保つことができます。

たわしはお手入れは簡単

パームや棕櫚などの天然素材から作られているたわしは、非常に丈夫です。
適切な手入れをすればカビも生えることなく長く使うことができます。

使い終わったらすすぐ

たわしを使い終わったら水ですすぎましょう。
水ですすぐ事によってたわしの汚れやゴミを洗い流すことができます。

中に入り込んだゴミは2つのたわしを擦り合わせる

たわしの中のゴミが水で流れなかった場合には、2つのたわしを使って擦り合わせましょう。

互いのたわしがゴミを掻き出すようにして、ゴミを取り除くことができます。

水気を切って吊るしておく(乾かす)

水洗いしたたわしは乾かすために吊るしましょう。
吊るすところがない場合には立て掛けて水が切れやすいようにします。

食洗機に入れることも可能

メーカーではあまり推奨はされていませんが、たわしは食洗機で洗うことも可能です。

食洗機で何度も洗っていると色が薄くなっていきます。

食洗機による品質の劣化はそれほど感じることがありません。
たわしは強い天然素材で作られているため、高温や洗剤にも強いのだと感じます。

清潔さを保つために食洗機は有効

我が家のたわしの手入れ

我が家では水洗いと食洗機を使い分けています。

食洗機で洗うときは油汚れのあるものを洗った時です。
鉄フライパンを洗った時などは油汚れがつきますね。

油汚れは水だけでは流れないので、食洗機で洗うようにしています。
食洗機で洗うと油特有のぬめりもなくなり、綺麗な状態で使うことができますよ。



鉄フライパンとたわしは相棒みたいなもの

鉄フライパンとたわしは切っても切れない関係です。

鉄フライパンを長く愛用するには手入れが大切。
手入れに使うたわしにもこだわりを持つと、鉄フライパンへの愛着も増しますよ。

鉄フライパンの手入れに使用するたわしはパーム製がおすすめです。
パームの繊維は固いため、鉄フライパンについた汚れを効率的に落とすことができます。

亀の子たわしの品質は100均のものとは比べものになりません。
同じたわしであっても、毛の質や密度が違います。

手に持った感触もよく、たわしでありながら所有欲を満たしてくれるような感じになれますよ。

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