こんにちはTSUBAKIです。
あなたは食洗機を使っている中で気になる点はありませんか?
食洗機は高温の水と専用の洗剤を使うことで手洗いではできない洗浄力を発揮します。
しかし、食洗機では洗えない食器や高温で変形するなどデメリットもあります。
また、問題なく洗えているけど洗い上がりに白残りがある点が気になりますよね。
今回の記事では白残りが出にくい保存容器の紹介をします。
Contents
プラスチック製は白残りが出やすい
食洗機でプラスチック製の保存容器を洗うと白残りがありませんか?
白残りは水道水に含まれるカルシウム分です。
すすぎ終わってから乾くまでの間に凝縮され白く固まった状態で残ります。
プラスチック製品が白残りが出やすいのは水はけが良くないためです。
水はけが悪いことで、すすぎ終わった後に残る水分が多く残るため、白残りが多く発生します。
メリット | 安価 重ねて収納ができる 軽量 |
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デメリット | においや色移りがしやすい 油汚れが落ちにくい 熱に弱く、溶ける場合がある |
白残りは食洗機洗剤を変えることで軽減できる
白残りは食洗機洗剤を変えることで軽減することができます。
食洗機洗剤はアルカリ性と中性の2タイプがあります。
白残りが発生しやすいのはアルカリ性の食洗機洗剤です。
白残りのカルシウムはアルカリ性なので、同じアルカリ性の食洗機洗剤を使うと、より白残りが出やすくなります。
食洗機洗剤を中性タイプに変えることで、白残りは軽減されます。
それでも、プラスチック容器には少し白残りが出ますね。
プラスチック製品の水はけが改善されていないので、どうしても白残りは出てきます。

白残りを完全になくすには拭き取る
白残り自体は無害ですが、見た目が悪くなりますよね。
完全に白残りをなくすのであれば、布巾やキッチンペーパーで拭き取りましょう。
でも、拭き取るのは面倒ですよね。
プラスチック製品の白残りはある程度許容する必要があるのかなと感じます。
白残りが出にくい保存容器
プラスチック製品には白残りがどうしても出てしまいます。
食洗機洗剤を中性にすれば軽減されますが、白残りが完全になくなることはありません。
これはプラスチック製であることが原因ですので、保存容器の素材を変えると白残りが出ない場合があります。
ガラス保存容器
ガラス製の保存容器は白残りが出にくいです。
プラスチック製品と白残り具合で比較すると、ほとんど出ないと言ってよいでしょう。
ガラス製の保存容器は表面が滑らかで、水はけが良いですね。
またガラス製の保存容器の多くは厚みのある耐熱ガラス製です。
耐熱ガラスは厚みがあるため、食洗機での洗浄中に得た熱を蓄熱します。
蓄熱されていることで、すすぎ終わった後に付着した水が早く乾きます。
ガラス製の保存容器は、汚れに強い性質があることから匂いや色移りがしくく、汚れが落ちやすくなっています。
電子レンジやオーブンにも対応している製品があるので、保存容器をそのまま調理に使い、食卓に出すことも可能ですよ。
メリット | 酸やアルカリに強い オーブン対応の製品がある におい・色移りがしにくい 汚れを落としやすい 透明で中身が見える |
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デメリット | 重い 価格が高め 割れる可能性がある 急な温度変化に弱い |
我が家でもガラス製の保存容器がありますが、白残りが全く出ていません。
ステンレス保存容器
ステンレス製の保存容器も白残りがでにくいです。
ステンレスは割れることがなく、熱にも強い素材です。
金属でありながら錆びにくく、通常の使用であれば劣化することなく長期間使うことができます。
保存容器の中でも最も高い耐久性を持っているのではないでしょうか。
ステンレス保存容器は金属製ですので、電子レンジを使うことができません。
容器のまま電子レンジで加熱することができないため、あらかじめ移し変えてから加熱する必要があります。
メリット | 熱に強い におい、色移りしにくい 汚れを落としやすい 耐久性が高い |
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デメリット | 中身が見えない 価格が高め もらい錆がつくこともある 表面に傷がつきやすい 電子レンジ使用不可 |
琺瑯(ホウロウ)保存容器
琺瑯(ホウロウ)は、金属の表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付けたものです。
ガラス質の釉薬は、酸・アルカリ・塩分に強いため汚れにくい素材です。
水はけも良いため白残りが発生しにくくなっています。
他の保存容器と違うのは直火にかけることができる点です。
保存容器ではありませんが、琺瑯製品として有名なのがル・クルーゼがあります。
琺瑯の保存容器の注意点としては、容器の端に鉄部分が露出してくることがあります。
鉄部分は錆びるため食洗機をかけるとサビが進行する恐れがあります。
琺瑯の保存容器を食洗機で洗う場合には中性タイプの食洗機洗剤を使う
メリット | 酸・アルカリ・塩分に強い 冷却性が高い におい・色移りしにくい 冷凍OK オーブンOK 直火OK(空焚きNG) |
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デメリット | 中身がみえずらい 価格が高め 電子レンジNG 衝撃に弱い 急な温度変化に弱い 表面のヒビ、キズがつきやすい 鉄板の端部にサビが出やすい |
白残りしにくいガラス保存容器がオススメ
保存容器は様々な素材から作られています。
- プラスチック
- ガラス
- ステンレス
- 琺瑯
食洗機で洗うと白残りが出やすいのはプラスチック製の保存容器です。
ガラス/ステンレス/琺瑯は、白残りが出にくい素材になっています。
その中で私がオススメする保存容器の素材はガラス製です。
ガラス製の保存容器は耐熱ガラスが使われていることが多くなっています。
耐熱ガラスは電子レンジ/オーブン調理が可能です。(蓋を除く)
保存容器でありながら調理も可能ですので、使用の幅が広くなります。
また、ガラスはクリアで綺麗なので保存容器のまま食卓に並べても絵になりますよ。