こんにちはTSUBAKIです。
我が家では海外製の食洗機(ミーレ)を使用しています。
食洗機専用洗剤の溶け残りは、国内海外製の食洗機を問わずに起こる可能性があります。
洗剤の溶け残りパターンから様々な原因を掘り下げていきます。
この記事を読んでいただき適切な対応を取れば、食洗機で洗剤が溶け残ることは無くなります。
Contents
洗い終わった食洗機に洗剤が残っている
洗剤が溶け残っている時に、どこで残っているか確認しましょう。
場所によって洗剤の溶け残りの原因が分かります。
洗剤入れに残っている
食洗機によって洗剤を入れる場所が違います。
- 食洗機の底
- 洗剤を入れるポケット
- 専用の洗剤入れ
洗剤が入れた場所で最後まで溶け残っている状態です。
考えられる原因
- 水が循環していない
- 洗剤の量が多い
- 洗剤を入れるポケットが開かない
食洗機の底に残っている
食洗機の底に洗剤が残っている状態は、洗剤入れから落ちた状態です。
洗剤入れから正しく出てきたが、落ちた場所で溶けていないことがあります。
タブレット洗剤でよくある事例ですね。
考えられる原因
- 水が循環していない
食器に付いている
洗いあがった食器に洗剤の粉が付いている状態です。
- 食器の表面についている
- 茶碗などの高台に溜まった水の中
以上の2つのうち、食器の表面に付いている場合は洗剤が溶け残っています。
高台(こうだい)に残っている場合は、食洗機の構造上ある程度しょうがないことです。
高台がない食器や水切りのスリットが入っている食器に切り替えることで溶け残りを防ぐことができます。
考えられる原因
- 水が循環していない
- 洗剤の量が多い
- 食器の入れすぎ
- 食器の入れ方が良くない
食洗機が正常に動作しているか(水が循環していない)
洗剤の溶け残り原因として食洗機の故障による水が循環していないことがあげられます。
故障の中で多いのが回転ノズルです。
食洗機は庫内の下にある回転ノズルから水を噴射して食器を洗浄します。
回転ノズルの故障として挙げられるのが2点です。
- 回っていない
- 水を噴射する穴が詰まっている
回転ノズルはプロペラみたいな形状で上部に穴が空いている
回転ノズル故障の確認方法
回転ノズルは故障は、簡単な方法で確認することができます。
回転ノズルが回っていない恐れがある場合には、手で回してみましょう。
- 引っ掛かりがなく回った場合には、正常
- 途中で止まるor遅くなる場合には、故障の恐れがある
回転ノズルを取り外す
動作を確認した後、回転ノズルを取り外します。
回転ノズルはどのメーカーであっても簡単に取り外すことができます。
使用している食洗機の取扱説明書を確認し、説明書に従って回転ノズルを外します。
我が家で使用しているミーレであれば、スクリュー式で回すと簡単に取れます。
回転ノズルの詰まり解消方法
取り外した回転ノズルを水で洗います。
洗う時に中心にある穴(注水口)から水を流してみましょう。
水を流した時に左右にある穴(排水口)から均等に水が流れているか見ます。
均等に水が流れていない場合、排水口にごみが詰まっている恐れがあります。
詰まりを治す方法は、爪楊枝などの細い棒を使って排水口の中に入れます。
排水口のゴミを取り除いたら、排水口から水を入れます。
すると注水口からゴミが流れてきます。
これで回転ノズルの詰まりを解消することができますよ。
食洗機の使用方法の確認
食洗機の洗剤残りの原因として、食洗機を正しく使用できていない恐れがあります。
基本として使用している食洗機の取扱説明書を確認しましょう。
今まで使用していた方法と、取扱説明書に書かれている方法は同じですか?
使用方法が違っていた場合には正しい方法で食洗機を使用し、洗剤の溶け残りがあるか確認します。
洗剤の量が正しいか
洗剤が食洗機に合った量を使用できているか確認しましょう。
洗剤の量は食洗機によって決まっています。
使用する洗浄モードによっても多少の違いが出る場合もあるでしょう。
規定されている量よりも多ければ、溶け残りが起こりやすくなります。
タブレットタイプは量の調整ができません。
小型の食洗機を使用していて洗剤残りが見られる場合には、洗剤の量が調整できる粉末タイプがおすすめです。
洗剤の入れ方が正しいか
洗剤の入れる場所は食洗機によって違います。
粉末やタブレット、液体タイプによって違う場合があります。
- 洗剤入れ
- 食洗機の底
- 残菜フィルターの中
洗剤の入れる場所は水が良く循環するところで決められています。
洗剤が素早く溶けることで、より食器を綺麗にすることができますね。
洗剤は食器に直接かからないように入れる
特に高台など水が溜まりやすいところにはかけないようにする
食器の入れ方が正しいか
食洗機に食器を正しく入れることができていますか?
正しくということは、食器に水が均一に当たっているということです。
水を噴射する回転ノズルは食洗機のサイズによって設置数や位置が違います。
- 小型:底のみ
- 中型:底と上部
- 大型:底と上部に中間
回転ノズルから噴射される水を庫内に循環がしていなければ、食器が綺麗になりません。
食器を回転ノズルを覆うようにいれてしまうと、水の循環が悪くなります。
食器の入れ方によって水の循環が悪くなり、洗剤が残る原因になります。
食器の入れ方に関しては、毎日使っているうちに良い方法を掴むことができます。
以下の3点を意識すると水の循環が良くなり洗剤残りが出にくくなりますよ。
- 回転ノズルを覆わない
- 食器を入れ過ぎない
- 食器をできる限り立てていれる
食洗機の洗剤残りは必ず原因がある
食洗機にあった正しい使用方法であれば、洗剤は残ることがありません。
食洗機を使うたびに洗剤が残っていたら、何かしら原因があります。
- 回転ノズルは壊れてないか
- 洗剤の量は正しいか
- 洗剤を入れる場所は正しいか
- 食器の入れ方は正しいか
今回の記事では、洗剤残りの原因になる項目について解説しています。
せっかく食洗機で食器洗いの手間や時間を削減しても、洗剤が残っていれば意味がありません。
効果的に食洗機を活用するためにも、洗剤残りの原因を突き止めてましょう。
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